高齢化により多様化している現代の精神科医療にあって、シームレスな地域包括ケアの一翼を担う存在を目指します。 『地域とともにある精神科病院』をモットーに、おひとりおひとりの生きる力に寄り添う看護を提供いたします。
看護部理念
心を癒やし 支え 生きる力に寄り添う
看護部基本方針
常に患者さまに寄り添い、安心・安楽・安全な療養環境でお過ごしいただけるよう専門性の高い看護を提供いたします 。
多職種が連携、協働し、患者さまを中心としたチーム医療を展開することで、地域包括ケアの一翼を担う医療を実践いたします。
ご挨拶
高齢化が進み、「8050問題」をはじめ様々な問題が浮き彫りとなってきた地域社会において、在宅医療の拡充は喫緊の課題となっております。
推進される地域包括医療の中にあって、看護の役割はますます拡大し、より高い質を求められるようになりました。そして、今後ますます中心的役割を期待されるでしょう。
看護というものの本質的な役割は、生きる力、病と闘う力を支えること。具体的に言えば、優しいまなざしと穏やかな表情、思いやりのこもった言葉で接し、あたたかな手で触れる。患者さまの声に真摯に心を傾け、抱える不安に気づき、共有する。そして、心に寄り添い、ともに喜びや悲しみを分かち合える。これこそが、看護そのものなのだと考えます。
『病者が心身ともに安定した状態を維持できるように支援するためには、家族とともに継続的に看護しなければならない』
恩師から賜ったこの言葉を、これからの世代に伝えていくこと。専門職としての知識、技術に基づいた実践能力を備えた、地域社会に貢献できる人材の育成。これが私の使命だと思っております。
看護部長 阿部 生行